class VirtualMemory
予約されたメモリ領域を表現し制御するクラス。
予約されたメモリの制御は代入とcopy-contructing?(コピーコンストラクタの誤字と思われる)によって他のVirtualMemoryオブジェクトにアサイン可能。予約されたメモリはお事理なるオブジェクトからは削除される。
メソッドは以下のものがある。日本語はheader fileに記載のコメント。
VirtualMemory();
空のVirtualMemoryオブジェクトを生成。予約されたメモリを持たない。
exlicit VirtualMemory(size_t size);
サイズが引数sizeのvirtual memoryを予約する。
VirtualMemory(size_t size, size_t alignment);
引数alignment毎にアライメントされた、サイズが引数sizeの領域を持つvirtual memoryを予約する。この処理ではaddress()によって戻された位置ではないかもしれない。
~VirtualMemory();
このVirtualMemoryオブジェクトによって制御されていた予約したメモリを開放する。
bool IsReserved();
予約されたメモリを持っているかどうかを返す。
void Reset();
組み込まれたVirtualMemoryオブジェクトの初期化、もしくはリセットを実行する。
void* address();
予約されたメモリの先頭アドレスを返す。もしアライメントを持って予約されたメモリならば、このアドレスは必ずしもアライメントされているとは限らない。アライメントブロックの先頭を取得するためにはアライメントサイズの倍数だけ端数を切り捨てる必要があるかもしれない。
size_t size();
予約されたメモリのサイズを返す。戻り値が意味あるのはIsReserved()がtrueの場合のみである。もしアライメントを持って予約されたメモリならば、このサイズは要求されたサイズよりも大きくなるかもしれない。
bool Commit(void* address, size_t size, bool is_executable);
実際のメモリをコミットする。コミット操作が成功したかどうかを戻り値で返す。
bool Uncommit(void* address, size_t size);
実際のメモリをアンコミットする。アンコミット操作が成功したかどうかを戻り値で返す。
void Release();
[コメントなし]
void TakeControl(VirtualMemory* from);
予約された領域の制御を異なるVirtualMemoryオブジェクトにアサインする。古いオブジェクトはこれ以上動作しない(IsReserved()はfalseを返す)。
static void* ReserveRegion(size_t size);
[コメントなし]
static bool CommitRegion(void* base, size_t size, bool is_executable);
[コメントなし]
static bool UncommitRegion(void* base, size_t size);
[コメントなし]
static bool ReleaseRegion(void* base, size_t size);
ReserveRegion()によって返されるベースポインタと予約時のサイズと同サイズの値を引数に実行する必要がある。基本的なメモリ管理クラスの様だ。ccファイルの方はplatform別にplatform-<プラットフォーム名>.ccと言うファイルになっている。linuxの場合にはplatform-linux.ccといった具合。
次回はccファイルの中身を見てみる予定。
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